明太子は何から出来ているの?自宅で簡単にできる明太子の作り方も紹介

ご飯のお供にも、お酒のつまみにも、お弁当のおかずにもなる明太子。
パスタやサラダなど洋風にもアレンジできて便利なので、自宅でも簡単に作れたらいいですよね。

明太子の明太って何?その由来は?

明太子は、たらこにトウガラシなどが入った調味液に漬けて味をつけたものです。
たらこ(鱈子)は字から分かるように、スケトウダラの魚卵です。
では、なぜ明太子というのかというと、明太は韓国語でタラを意味する明太(ミョンテ)のことで、
鱈の子つまりミョンテ(明太)の子で、明太子というわけなんですね。たらこは塩漬け、
明太子は唐辛子などで辛みをつけたものという違いがあります。

明太子で有名な福岡の「ふくや」の創業者とその妻は、戦前に韓国の釜山(プサン)
で子供時代を過ごしました。釜山の人たちは、冬になると大根やにんじん、
からし菜などをたくさん入れたキムチを漬けました。しかも、釜山は韓国きっての港町ですから、
キムチに蝦、たらこ、牡蠣などのいろいろな海産物が入っていたそうです。
戦後、福岡に引き上げたふくやの創業者は、釜山で食べたたらこが入ったキムチの味が忘れられず、
夫婦で作り始めました。それが明太子の始まりです。
ガラスケースなどもなかったので、最初は、夫婦で作った明太子を金魚鉢に詰めて、
店先で販売していたそうです。それが今では国民食なのですから、驚きですね。

どうして真鱈(マダラ)の子は明太子にしないの?

真鱈の卵はマダラ子と言い、普通にスーパーなどで販売しています。
スケトウダラのたらこよりも数倍大きいので、明太子にしようと思っても味がなかなか浸み込みません。
食感もあまり良くないので、煮つけや鍋などにして食べるのが一般的です。
日本では真鱈はオスの方が人気です。というのも、オスの真鱈の白子が人気だからなんですね。
白子はオスの精巣で、白子を食べるのは日本独自の食文化です。

たらこの旬はいつ?

スケトウダラが獲れるのは11月~1月なので、国産たらこの旬も同じ11月~1月です。
国内産地と言えば北海道、獲れ始めの時期はまだサイズが小さめで皮も厚いですが、
12月に入ると皮が薄くなり、大きくなります。ただ、北海道産のたらこは流通量が少なく、
あまり店頭に並びません。実際、スーパーなどで販売されているたらこの約90%は海外産。
ロシアやアメリカのアラスカ州から輸入しているのがほとんどです
今度、スーパーでたらこを買うときは、産地を見てみてくださいね。

明太子の作り方は?

用意するのは生たらこ2腹です。生たらこを先に冷凍庫で冷凍しておきます。
冷凍庫から出して半解凍したたらこに、塩大さじ1をまぶして1時間くらい置きます。
出てきた水分をキッチンペーパーなどで拭き取って、日本酒170ccに塩30gを入れた下漬け液で洗います。

たらこを下漬け液から取り出したら、小鍋に入れて沸騰させます。
弱火で5分くらい沸騰させてアルコール分を飛ばしてくださいね。
火から小鍋を下ろしたら、ボウルに張った氷水で鍋ごと冷やしてください。
下漬け液が十分に冷えたら、ポリ袋にたらこと一緒に入れて、しっかりと封をしましょう。
そのまま10~12時間冷蔵庫で寝かせます。10時間以上経ったら、冷蔵庫から出して、
ざるにあけます。たらこはざるに並べてラップをかけ、再び冷蔵庫で10時間くらい水切りします。

たらこを水切りしている間に、漬け汁を準備しましょう。
日本酒190ccに昆布5㎝くらいを入れて、30分くらい放置します。
30分くらい経ったら、小鍋に入れて火にかけます。
沸騰したら弱火にして5分くらい煮て、アルコールを飛ばしましょう。
かつお節10gくらいを加えます。お好みで、すりおろした柚子の皮または柚子の搾り汁を加えてもOK。
3分くらい弱火にかけたら、火から下ろして漉します。
醤油大さじ1、砂糖大さじ1、韓国産の粉唐辛子20~25gを加えてよく混ぜます。
小鍋ごと氷水で十分に冷やします。冷えたら、漬け汁の出来上がりです。
たらこと一緒にチャックつきのポリ袋に入れて、1週間~1ヶ月くらい冷蔵庫で漬け込みましょう。
途中で何回か上下を返してくださいね。

漬け終わったら、ざるにあげて冷蔵庫で半日くらい液切りしたら、
完成です。1腹ずつラップにくるんで冷凍すると2、3ヶ月持ちますよ。
食べる時は冷蔵室に入れて、自然解凍しましょう。
漬け汁は清潔な小瓶などにとっておき、
白菜やすりおろしニンニク、ショウガなどを加えて漬ければ、即席キムチができますよ。

美味しく作るポイントは、韓国産の粉唐辛子を使うことです。
韓国産の唐辛子は辛い中にも甘みがあるので、味が全然違います。
生たらこは、念のため凍らせてから漬ける方が良いでしょう。
万が一、寄生虫がいたとしても、冷凍させれば死滅します。
無着色なので、市販の明太子ほどきれいな色にはならないかもしれませんが、
手作りだからこそ安心して食べられますよ。時間はかかりますが、
作り方自体は難しくないので、家族で休日にチャレンジしてもいいですね。

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