旬のズワイガニは甘くとろける味わい

ズワイガニとは?

日本においては茨城以北に生息しており、
カナダまで生息域が広がっています。
海の底にある砂泥底に見られることが多いです。
水温が0度~3度程度の涼しいところを好みます。
大人のカニに成長するまでなんと10年もの年月がかかります。

 

脱皮を繰り返して成長していきますが、
脱皮した自分の殻を食べることがよく知られています。
メスは卵を抱えていることが多いのがズワイガニの特徴でもあります。
これには理由があって大人になったズワイガニのメスは
産卵後にその卵が孵化するまで卵をずっと抱えています。
そして卵が孵化して間もなくまた産卵を迎えます。
ズワイガニのメスはこうして
一生卵を抱えっぱなしで過ごすことも少なくありません。

ズワイガニの名前の意味

昔は細い木の枝を「すわえ(楚)」と呼んでいました。
このすわえという言葉が訛って、
ずわいと変化したと考えられています。

オスとメスで呼び方が変わることもある?

ズワイガニはセコガニ、
あるいはセイコガニという呼び名でも呼ばれます。
これはズワイガニのブランドの一つである
松葉ガニのメスのカニを指す呼び名です。

この名前で売られているカニは
メスだということが分かります。
また、名前に地名がついているブランドも多く、
名前で産地が分かるものもあります。
産地にこだわりたい人は名前で選ぶのもお勧めです。

ズワイガニはどんな味?

ズワイガニの表現をするときにはよく「甘み」
という言葉が使われることが多いです。
他のカニの身の味と比較して
ズワイガニの身は甘みがより強く感じられるのが特徴です。

ズワイガニが旬を迎えるのはいつ?

どんな食材であっても旬の時期を知ることは大切です。
旬の季節はその食材の最も美味しい
時期であるだけでなく比較的安価に
手に入れることができます。

 

特に魚介類においては漁が解禁されている時期だとも言えます。
ズワイガニの旬の季節は、
オスかメスかや生産地によって異なります。

 

これは旬の季節というよりほとんど漁期の
説明になってしまいますが、山陰地方などでは
オスのズワイガニは11月から翌年3月まで
おおよそ旬の時期だといえます。

 

これに対してメスはオスと同じ11月から、
少し短い翌月1月までが旬。
新鮮なメスのズワイガニを
狙うのであれば1月までということになります。

 

産地によっても旬は変わります。
カニといえば冬が旬の食材というイメージがありますが、
これは日本海側で水揚げされるズワイガニの旬です。
北海道や北海道以北に位置するオホーツク海で
水揚げされるズワイガニは4月から5月頃に旬を迎えます。

このようにズワイガニと一口に言っても、
オスメスや産地でも旬の時期が異なるので産地も
確認しながら選びましょう。
ズワイガニは産地により様々なブランド名がついています。
それぞれのカニの足にはブランド名の
タグが付けられているので、タグを見て確認するのも良いでしょう。

 

美味しいズワイガニの見分け方を知ろう


ズワイガニの状態が良いか悪いかは、
赤い甲羅側ではなくお腹側を見ることで分かります。
お腹側の殻は実は元々色がついておらず半透明になっています。

 

そのため、身入りが良ければお腹が白く見え、
身入りが悪いとスカスカなので黒っぽく見えます。
お店で購入する際はお店の人に
お願いしてお腹側を見せてもらうと良いかもしれません。

 

身入りがよいものを選ぶには手にとって
重さを感じることも良い方法です。
サイズが小さくても、
大きいものよりも身入りが
良くずっしりしていることもあります。
大きければ大きいほど良いというわけではなく、
手にとったときにより重いものを
選ぶのが美味しいズワイガニを見分けるポイントです。

 

また、殻の堅さでも身入りの良さを確認することができます。
甲羅が柔らかいものよりも
堅いものの方が身入りが良い可能性が高いといいます。
甲羅が堅くなっていないものは
脱皮したばかりのカニの特徴で、
身入りが悪いことがあります。

見た目は悪いのですがカニの甲羅に卵を産みつける
「カニビル」という虫の茶色い卵がついているカニも
身入りが良いと言われています。
カニビルの卵がついているものは
脱皮から時間が経過していると考えられ、
身入りが良いことが多いといわれています。

 

さらに、脚が長く、大きなハサミを持ったカニは
身が引き締まっていて美味しいといわれています。
ズワイガニは脱皮を十回以上も繰り返し大きくなりますが、
最終的な脱皮を終えて
ハサミが大きくなったズワイガニを選ぶのがおすすめです。

刺身にして食べたいズワイガニ

部位によって微妙に捌き方が異なりますが。
ズワイガニは包丁で殻を軽くむいてから外すと
簡単に身だけを取り出すことができます。

 

殻をむいたカニの足は氷水に入れましょう。
大体5分ほど置いておくとまるで
花が咲くように身が開いてきます。
この状態になったらカニの刺身は食べ頃となります。
よく水を切ってからお皿に盛りつけて、
酢醤油やわさび醤油など
お好みの味付けでいただきましょう。
旬のズワイガニの甘くとろけるような
食感を存分に楽しむことができるでしょう。

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