サバ缶はいつまで食べられるの?賞味期限が過ぎたらどうすればいい?

サバ缶の消費期限の確かめ方

サバ缶の賞味期限はほとんどの場合、フタを見ればわかります。缶詰の賞味期限は、フタの部分に6ケタの数字で記載するのが一般的です。

 

この6桁の数字は、西暦の下2ケタ、月、日となっています。例えば「210609」と表記されていれば、2021年6月9日が賞味期限です。以前はこのように6ケタの数字で表記するのが一般的でしたが、最近では一目で賞味期限がわかるように「2021.06.09」や「2021年6月9日」など、よりわかりやすい表記をするメーカーも増えてきました。

 

サバ缶など魚の缶詰は、製造日から36か月後を賞味期限としているケースが一般的です。つまり、製造されてから3年間はおいしく食べられるというわけですね。

 

食品は新鮮なものがおいしいといわれていますが、中には時間の経過につれておいしくなるものもあります。例えばワインは、何年か寝かせたものがおいしいといわれますよね。実はサバ缶もできたてよりも、賞味期限ギリギリの3年目の方がよりおいしいという話をよく聞きます。

数年前にNHKの情報テレビ番組「ためしてガッテン」で取り上げられたのが、しばらく時間をおいておいしくする「缶熟」です。鯖の水煮缶や味噌煮、醤油煮、ツナのオイル漬けなどの缶詰は、じっくりと時間をかけることで魚に旨みが染み込み、さらにおいしくなるのだそうです。鯖の水煮缶も、製造して間もない時期はパサついた感じがすることが多いのですが、時間をおくことでまろやかな口当たりになるとのこと。缶詰業界では、缶詰は寝かせて食べるという人が多いのだそうです。

賞味期限が過ぎても捨てないで!

賞味期限ギリギリの方がおいしい!という意見もありますが、賞味期限が過ぎてしまったらどうすればいいのでしょうか。

 

賞味期限が過ぎたからもう食べられないと判断して捨ててしまう人も多いようですが、ちょっと待ってください!賞味期限が過ぎても、サバ缶はおいしく食べられます。捨ててはもったいないですよ。

食品には「賞味期限」と「消費期限」があります。缶詰など長期保存できる食品には賞味期限、お惣菜やお弁当、サンドイッチ、ケーキなど、傷みやすい食品は消費期限が決められています。

 

賞味期限は、缶の蓋を開けるなどせずに購入したときの状態のまま適切に保存した場合に、“おいしく食べられる”期限のことです。賞味とありますから、おいしさを味わえる期限と考えてよいでしょう。このため、賞味期限が切れたら即座にその商品が腐敗して、食べられなくなるわけではありません。

 

これに対して消費期限は、腐敗や変質などが急速に進み体に害を及ぼす危険が高まる期限です。期日を過ぎたら食べないようにしてください。しかし缶詰の場合は賞味期限ですから、賞味期限の日付をすぎても安全に食べることができます。

 

缶詰が何年もの長期間にわたって長持ちするのは、材料を適切に下処理し、缶の空気を抜き取ってから密閉するからです。さらに密閉後は高温殺菌を行って、除菌をします。このように、雑菌の繁殖の元となる空気を取り除いて真空状態にした上で、高温殺菌を施すため、長期間そのままの状態で保存が可能なんですね。

 

しかしこれは、正しく保存して缶に破損などがなく、中の食品が空気に触れていないことが条件になります。何らかの理由で、ほんのわずかでも穴があいてしまったら、その瞬間から雑菌が繁殖して腐敗が進みます。このような場合は、賞味期限内であっても食べてはいけません。

缶詰が傷んでいるかどうかを見分けるポイントは、次の3点です。

まず缶が錆びていないかどうか

缶が錆びると、その部分が劣化して穴が開いている可能性あります。

缶が膨らんでいないかどうか

万が一、缶の中で食品が傷んでいた場合、腐敗ガスが発生してそれによって缶が膨らみます。絶対に食べないでください。

缶を押すとへこんでしまう場合

缶が膨らむのもよくありませんが、缶がへこむのもよくありません。缶詰がへこむのは、きちんと密閉されていない状態である証拠です。空気が入っており、中の食品が傷んでいる可能性が大きいのです。

 

缶を傷めて中に空気を入れないために、風通しが良く涼しい場所に保管しましょう。特に湿気が多い場所で保存すると、結露によって錆びやすくなります。

 

購入したままの状態で適切に保存すれば、賞味期限が過ぎた後でも、2~3年は問題なく食べられます。缶詰は本来、長期保存を目的に開発されたものです。ですから賞味期限は一定の目安と考えて、それを過ぎてもあわてて捨てる必要はありません。

 

ただし賞味期限が過ぎれば、風味は徐々に落ちていくと考えられます。賞味期限が過ぎても食べられるからといって、長く保存するのはおすすめできません。

 

また缶を空けてしまったら、調理をした魚と同じ状態になりますから、その瞬間から傷みやすくなります。食べきれなかった場合は、缶から別の容器に移し、冷蔵庫で保存してくださいね。保存期間は2日と考えましょう

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