旬のウニの肉厚で濃厚な味わいを楽んでみよう!

ウニの旬の時期と主な生産地

日本国内で獲れるウニのうち、
北海道は全体のおよそ半分の生産量を誇る大産地です。
キタムラサキウニ、エゾバフンウニの産地として知られ、
日本国内で主に漁獲される4種類のウニの全てが漁獲されています。
北海道では貴重な海洋資源でもあるウニについて
資源保護のため禁漁期間があります。
それぞれ漁獲域を分け、地域ごとに定められた期間だけ
漁をすることができます。

 

エリアによって漁獲されるウニの種類と
旬の時期が異なるため、
1年を通してウニ漁をすることが可能となっています。
北海道の他にも岩手や宮城、青森などの東北地方、
「幻のウニ」といわれる平戸産の赤ウニを誇る長崎や
鹿児島もウニの有名な産地です。

 

全国の海岸で獲れるウニですが、
生殖巣が食用としての基準を満たす大きさに
成長する種類は限られています。
ウニの生殖巣が成長し美味しくなるのは産卵期前です。
6~8月までの夏期が主な旬の時期で、
この時期には味の良いウニを食べることができます。

 

ただし、ウニはほぼ通年で漁がされていて、
市場に流通していない時期というのは基本的にありません。
そのため、ウニの旬の時期は産地や
ウニの種類によっても違います。
旬の時期にウニを食べたいのであれば、
好みのウニの種類やその産地を調べておくのが良いでしょう。

細かな生産地などはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

国内外で人気の食材ウニ

ウニの食べ方としてポピュラーな寿司やウニ丼をはじめ、
パスタやリゾットなどと合わせても美味しいですが、
日本人とウニの食用については長い歴史があります。
「養老律令」という8世紀の中頃に書かれた法令には、
既にウニについての記述が見られます。

現在、ウニの消費量は日本が世界一となっています。
国内で漁獲される量では不十分なため海外からの輸入もしています。
これほどまでに日本人が大好きなウニですが、
日本で漁獲されるもののうち食用として流通するウニは4種類ほどです。
実は日本の沿岸には100種類を超えるウニが生息しています。
ウニの旬の時期は主に夏ですが、
ウニ自体は一年中獲ることができます。

 

ただし食用に適したものに限れば、
生殖巣が大きく成長するかどうかなど一定の基準があります。
この生殖巣が、普段私たちがウニとして食べている部分です。
市場に流通しているのは、
蝦夷バフンウニ、バフンウニ、キタムラサキウニとムラサキウニの
主要4種類となっています。他に赤ウニやサンショウウニ、
津軽ウニ、シラヒゲウニなど一部の地域で
消費されている種類もありますが
生産量が少なくあまり市場には出回りません。

ウニの種類と旬

蝦夷バフンウニ

名前が似ているバフンウニよりも蝦夷バフンウニの方が大型です。
北海道で特に多く漁獲されています。
濃いオレンジ色をした身が特徴で、
濃厚な味わいがとろけます。
生産量の少ない蝦夷バフンウニは
「最高級のウニ」などと呼ばれています。
旬の時期は産地によって変わりますが、主に7月~8月です。

バフンウニ

小型のウニで北海道を除いた日本全国で獲れます。
馬の糞に似ているというのが由来のバフンウニですが、
短いとげが無数に生える様子はタワシを想起させます。
濃い黄色の身色をしていてまったりとした甘さがあります。
独特の風味があり、
最も味が濃厚なウニだとも言われています。
主に3月~4月が旬となっています。

キタムラサキウニ

北海道や東北地方が主な産地です。
とげは他の種類と比べて細めで、
小さめのサイズをしています。
薄い黄色の身をしており、粒立ちの良い食感が特徴です。
身が崩れにくく安定しているので
寿司ネタとしてもよく使われています。
さっぱりとした甘さで淡泊な味わいです。
主に9月~11月が旬の時期です。

ムラサキウニ

国内で最もよく見られるウニで、
黒くて長いとげが見た目の特徴です。
ウニといえば一般的なイメージにいちばん近いのが
ムラサキウニではないでしょうか。
白っぽさのある淡い黄色の身をしています。
上品な甘さで味わいはあっさりしています。
主に6月~8月が旬の時期です。

ウニを美味しく食べるには

生ウニは苦みや臭みも感じやすく、
独特な香りが苦手な人も多いでしょう。
また、薬臭く感じるという人もいます。
実はこの独特な臭みはミョウバンが原因の一つです。
ウニはとても繊細な食材なので、
漁獲して加工せずにいると酸化して液体のようになってしまいます。
これを防止するため海水にミョウバンを
混ぜたものにつけて加工しているのです。

 

 

そのためミョウバンの持つ苦みがウニに移ってしまい、
薬品臭さを感じてしまう場合もあるようです。
ただし、ミョウバンを入れずに海水を
使って保存している商品もあるので
ミョウバンを使っていないウニであれば
美味しく感じるかもしれません。

ウニのミョウバンについては
コチラの記事で詳しく解説してます。

 

 

ウニといえば寿司が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
手を加えずそのままの味わいを
楽しむのが最もよく食べられている食べ方です。
磯の香りやウニも持つ
独特の風味を余すことなく味わえ、
ウニ本来の甘さを楽しむことができます。

寿司以外にも刺身やウニを
たっぷりのせたウニ丼などは高級で贅沢な食べ方ですね。
旬のウニは身も大きく成長しており、
甘くて濃厚な味わいを存分に楽しむことができます。
種類によって味が変わるので、
自分の好みのウニを探してみるのも
おもしろいかもしれません。
ウニの最も美味しい旬の時期に合わせて堪能してみましょう。

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