美味しいウニの名産地はどこなのか?獲れる時期と種類について

寿司ネタで人気のウニですが数々の有名な産地があるのを知っていますか?
一言にウニといっても獲れる時期や種類も様々です。
今回はウニの獲れる産地、時期、種類についてです。

ウニとは?

ウニのほとんどは海底の表面に生息しています。
ウニの体内には消化管と卵巣や精巣などの生殖巣があり、
普段私たちが食用としている「ウニ」は生殖巣と呼ばれる部分です。
ウニの中には生殖巣が5つ並んでいます。

 

えさとなるのは主に昆布やワカメなどの海藻類です。
栄養状態の良い個体には生殖巣が隙間なくぎっしりと詰まっています。
内部に体液の詰まった管足という細長い管を伸縮させることで器用に移動します。
管足はウニにとって足のようなもので、
呼吸をするときや排泄の際にも使われる重要な役割を果たす器官です。

 

また、ウニは無数にトゲトゲの生えた固い殻に覆われています。
その見た目がまるでハリネズミのように見えるので、
ウニは英訳すると「sea urchin」(海のハリネズミ)と呼ばれています。

 

日本の国内で食用として流通しているウニは主に4種類です。
エゾバフンウニ、バフンウニ、ムラサキウニ、キタムラサキウニがあり、
北海道では全ての種類のウニが漁獲されています。
主要な4種類全てのウニ漁が可能な北海道は、
国内の最も主要な産地とされています。
その中でも特に有名なのが積丹、利尻島、礼文島です。
これらの産地には、旬のウニを目当てに国内外から多くの人々が訪れます。

ウニの名産地

生産量日本一を誇るのが北海道です。
日本国内のおよそ2分の1ものウニを生産している北海道は、
広大な土地を持ち、取り囲む三方はそれぞれ異なる海に接しています。

 

北端にある宗谷岬から津軽海峡の東にある
恵山岬までの間に位置する日本海、
宗谷岬から根室半島の先端にある納沙布岬までの間に
位置するオホーツク海、納沙布岬からえりも岬、
恵山岬までの間にある太平洋と3つの海に面しているため、
海域・漁場ごとにそれぞれ生息する
ウニの種類、旬、漁獲が可能な漁期が異なるという特徴があります。
北海道でとれるウニは貴重な資源です。

 

そのため、漁獲しすぎることのないよう禁漁期間が設けられています。
特に産卵時期や繁殖時期などは制限されており、
時期や場所に応じて決められています。
とはいえ産地によって漁獲されるウニの種類も旬の時期も異なるため、
北海道ではほとんど通年でウニ漁が行われます。

 

1月中旬~6月頃に漁獲されるのが羅臼のバフンウニです。
襟裳・日高の辺りでは3月に入るとエゾバフンウニが獲れ、
利尻島や積丹では6月~8月にかけてムラサキウニがピークを迎えます。
秋に入ってから12月くらいまでは
松前などでキタムラサキウニの漁が盛んに行われます。

 

このように、北海道では1年を通じウニ漁が可能ですが、
このうち特に最高級として扱われるのは6月~8月に旬を
迎える日本海側で漁獲されるウニです。
この日本海側で獲れるウニの中でも、
積丹エリアはそれぞれ漁期が異なる古平・余別・美国・日司と分かれています。

 

また東北地方も有名な産地の一つで、
特に多く漁獲されるのがキタムラサキウニやエゾバフンウニです。
キタムラサキウニ、エゾバフンウニのうち青森で獲れるものは4月~6月、
キタムラサキウニのうち三陸地方で獲れるものは6月~8月頃が旬となっています。

北陸・中国地方でもウニ漁が行われています。
北陸で獲れるムラサキウニは、5月~6月頃が旬となっています。
福井県ではバフンウニを塩漬けした
「越前ウニ」が有名ですが、
大体7月20日頃にバフンウニ漁が解禁されており
7月中旬~8月頃が旬を迎える時期となっています。

 

中国地方の中でも有名なのは山口県のウニです。
山口県ではムラサキウニ、バフンウニ、赤ウニが生産されており、
それぞれ3月~4月、6月~7月、6月~8月頃に旬を迎えます。

 

九州地方では、ムラサキウニと赤ウニが生産されており、
それぞれ4月~6月、9月~10月頃に旬を迎えます。
「幻のウニ」とも呼ばれる赤ウニは温帯性で多く獲れるのが
九州地方の西側で、
ほとんどが九州で消費されるので東日本での流通量は少なくなっています。

美味しいウニを生産地で食べるには

美味しいウニを獲るためには天候が重要です。
ウニ漁では漁師が小舟に乗って海中を覗き眼鏡で
視認しながらタモと呼ばれる網や鈎を使って丁寧に捕獲します。
そのため、海底に生息するウニが見えないと漁ができません。
つまり海中が濁っているときにウニ漁をすることはできないのです。
早朝に行われるウニ漁は、
当日が雨天でも前日夜まで安定した天候であれば
出漁できる可能性があります。

 

新鮮なウニを求めるのであれば好天が続くタイミングを狙うと良いでしょう。
全国的に有名な産地積丹などは、
ウニ漁解禁中に多くの観光客が訪れます。
漁獲制限があるためその量は限定されています。

 

そのため時間によっては売り切れとなってしまうことも多くあります。
確実に美味しいウニを食べたいのであれば現地で
開店前から待つか、
予約が可能なお店であれば予約を事前にしておくのが良いでしょう。
予約の際は「ウニ丼を二人前で」
などとメニューまで予約し確保しておいてもらうのもお勧めです。

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